【XC-Gate導入事例】株式会社デンソーウェーブ様
導入会社のご紹介:国際認証機関に認められた高品質をグローバルに届けるデンソーウェーブ

愛知県知多郡阿久比町に本社を置き、自動認識装置、産業用ロボット、プログラマブルコントローラ、
IoT等の機器やシステムの開発・製造・販売を手掛ける、株式会社デンソーウェーブ。
世界中で利用される「QRコード」や、世界初のハンディターミナル等を開発するなど、
「新しいライフスタイル・ワークスタイル」に貢献するソリューションを提供しつづけています。
デンソーウェーブの「電子機器製造工場」は基板の実装ラインをはじめとし、人の手による組付けのラインまで、
多品種少量生産に対応する多数のラインが設置されております。また、製品が様々な環境で正しく動作するために
厳しい品質管理が行われています。
自動車部品製造のノウハウを活かし、国際認証機関による品質保証認証された工場として、
品質最優先でものづくりに取り組んでいます。
導入の背景:ペーパレスによる業務効率化を実現したかった

国際認証機関から品質保証認証を受けるためには、製品製造用の設備の点検結果や管理記録といったエビデンスを残すことが求められます。
一方で、デンソーウェーブはそれらの作業による「ムダの発生」が課題となっていました。
「当社は以前、紙の設備点検チェックシートを用いていましたが、そこには3つの『ムダ』が発生していると分析しました。
まず1つ目は、年間数百枚のチェックシートの
『紙発行のムダ』。
2つ目は、担当者が工場内を巡回して設備に備え付けられたチェックシートを
『回収するムダ』。
3つ目はエビデンスとして保管するための
『ファイリング作業のムダ』です。
このように、非常に多くのムダが発生していました。」
選定の理由:BHT-M80と帳票アプリが実現した軽快な設備チェック

「ペーパーレス化を実施するにあたり、株式会社デンソーウェーブの
ハンディターミナルBHT-M80と
株式会社テクノツリーの帳票アプリ
「XC-Gate(エクシーゲート)」を活用するのが最適だと判断しました。
BHT-M80は、5.0インチの大画面を搭載しているため、一覧性に優れていると考え、活用を決定しました。
また高性能な
CPU『Qualcomm® SDM660』を採用していることもあり、チェックシート上に画像を多く使用する場合においても
動作が軽快で、高い作業効率を実現しているため、「XC-Gate」との親和性が高いと考えました。 バーコード・二次元コードの読み取りモジュールを搭載していますので、読み取りが非常に快適です。
『現地現物』をモットーとする当社工場では、点検のエビデンスの信頼性を向上させたいと考えました。
そのため、ハンディターミナルのスキャン機能を活用し、各ラインの点検箇所に貼り付けられたQRコードを読み取らなければ記入できない方式を採用しました。 さらに、Wi-Fiによる通信機能を活用し、
管理者によるリアルタイムな実施状況の確認機能と、
点検結果承認の機能も付加することで、トラブル発生時にも迅速に対応できるような工夫を施しました。
「XC-Gate」は、膨大な点検チェックシートの記録・保管において、
作業効率向上とペーパーレスの両面で導入効果を得られるものと考え、採用に踏み切りました。
紙での運用では避けられなかった発行や回収、ファイリングといった手間を削減する狙いがありました。
また当工場では、製造工程の自働化が進む中で、ロボット/AGV(無人搬送車)等の点検作業が増加していますが、作業要領書と点検シートが別々になっていたことで、経験の浅い作業員による手順間違えが起きていました。 チェックシート上に画像を付加できる「XC-Gate」であれば、確認手順を画像で示すことで、
不慣れな作業者に起こりがちな確認手順の誤りも削減できると考えました。」
導入効果:運用の効率化と点検ミス低減を実現
 | 「これまで発生していた『ムダ』を排除し、業務効率を向上することが出来ました。
また画面に従って点検を実施する方式にしたことで、点検ミスによる再点検作業も減らすこともできました。
点検のために分解した設備も確実に復旧でき、不具合の発生も低減できています。
現場の社員にも、慣れたスマホのような感覚で操作・記入ができるため、
スムーズに点検作業が行えると好評です。
今回の取り組みが実を結んだことで、今後の工場内のIoT化やDX推進の足がかりができたと考えています。
よりスマートな工場の実現に向けて、さらに取り組みを加速させていきたいと考えています。」 |
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